Omnienaの写真発掘

本当にびっくりした。
この期に及んで、見たことのない自分たちの
写真がでてくるだなんて…

これは1983年、
Omnienaというバンドで
高円寺PALスタジオでレコーディングを
していたその時のもの。
36年前の夏頃。

Omnienaはプログレッシブロック。
シンフォニックやリリカルなものではなく、
アバンギャルドで実験的な、
かなりヒネくれた世界を目指していた。
ディスヒートやクリムゾンの遺伝子を汲む、と言われたりもしたっけ(笑)
メンバーもクセものぞろいで、
僕と一緒に写っている戯け者・豊島真一は、
ドライプロジェクトのドラマー。
どことなく素っ頓狂なリズムセンスは
彼独特の個性。
ヘビィに捻れたベースの藤代泰之。
Omnienaの楽曲の大部分は彼と作った。
一曲ピアノを弾いている。
彼は翌年、背徳者の活動を開始する。
レコーディングを終えてからは
彼が陣頭指揮を執り、
ミックスダウンを進めた。
アルバムに横溢する知的なセンスは、
彼の感覚によるもの。
過日、ここでOmniena作品に同封した
彼の手になるイラストカードを
ご覧になった方もいると思う。
この写真を保管していたのも彼。
シンセサイザーの韮沢明は高校の同級生。
Omnienaには通常の和声やメロディに代わり
風や嵐や呟きのようなシンセの音が、
ところ狭しと詰め込まれ、暴れまわり、
まったく普通じゃない。
高校時代から変わった人物であるが、
サウンド傾向もメチャ変わっている。
このバンドは写真がまったくなかったから、
とてもうれしい。
Omnienaのデジタル音源化を
今年こそやりたい。
3月31日のライブ「謎のトライアングル」は
藤代泰之から声をかけてもらった。
彼は「背徳者」の復活を、
僕は「キアト」のデビューを、
それぞれ目論んでいる!

この時からの縁の復活だ。

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