ネガコースティカ試聴会から数日経って。

先週の木曜日の夜、
中野の某音楽室で
ネガコ制作中音源の試聴会が開かれた件は
fbでお伝えしました。
自宅では憚られる音量もここなら平気。
ボリュームをあげて聴くそのサウンドは、
ホールの残響たっぷりで
音が鳴り止んだときの余韻が素晴らしい。
一発録音の緊張感が生々しくて、
ネガコースティカの楽曲が、
ライブハウスで演奏される場合とは、
まったく異なる質感で響き渡ります。
後から録音するヴォーカルを
上手く馴染ませるのが最大の難関でしたが、
エンジニアを務めてくれた中田太三さんの
アドバイスを実行するうちに、
問題なく上手く行くことがわかりました。
ヴォーカルが入ることで、
メリハリがつきオケのダイナミクスが
より強調されるなど、よいことずくめ。
そのヴォーカル録音も明日で終了。
ミックスダウンの方向性も
メンバーの意見集約で定まりました。
月内にマスタリングに出せる見込みがつき
このプロジェクトもいよいよ大詰めが
近づいてきています。

ネガコースティカは、
名称由来でもあるアコースティック楽器で
演奏するわけですが、
クラシックのように完全な「生」ではなく、
楽器の生音を内臓マイクやアンプを通じて
広げている部分(ギターとベース)があり、
正確に言えばエレアコです。
しかも普段のライブではPAを使用。
ここの扱いが大変難しい。
今まで散々試行錯誤してきました。

今回、ホールで演奏してみて、
その難しさを難なくクリアできることを
実感しました。
音響設計が上手くいっているホールは、
さまざまな楽器の音をひとつにまとめる、
それ自体がひとつの音響装置。

今回の試みは上手くいきました!
ネガコは漸く音の最適解を見出しました。
アルバムリリースは
おそらく初夏から梅雨くらいの時期。
レコ発ライブも。

大いにご期待ください。

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