フェイ・ターン地層バンドを前座ファーカンダで温めます。本日!
ネガコースティカ昨夏のツアー、
名古屋・鑪ら場で
フェイ・ターンさんとご一緒した。
フェイさんはソロで「地層」を演奏した。
とんでもない曲だと僕は思った。
138億年前のビッグ・バンに始まり、
宇宙ができ、太陽ができ、地球ができ、
原初の海に生命が生まれ、
幾多の種が育まれては、死んでゆく。
何億年の営みのなかに、
新たな命が生まれては、死んでゆく。
全ては僕らのご先祖さま、
そして僕らはすべてのご先祖さま。
そうやって生命だったものすべてが、
地層に固定され、地球になっていく。
だから大丈夫なんだ。
…この壮大で身近な哲学に、
メロディがあり、和声があること。
これは単独作品にして、
ひとつの文化ではないか?
フェイさんの感性そして着想、そして声。
趣味性とか音楽のマニア性を軽く飛び越え、
真の直感と自発的な遊び心の賜物。
この一曲はまるまると
センス・オブ・ワンダーに満ちている。
近い将来、文化フェスを僕は構想している。
そのテーマはセンス・オブ・ワンダー。
レイチェル・カーソンの著作のタイトル、
その意味するところは、
「神秘さや不思議さに目を見張る感性」。
人の多くは大人になるにつれ、
センス・オブ・ワンダーを忘れてしまう。
自然を感受することは、
知識で知ることよりも
遥かに深く意味がある。
今の世の中、6割の子供が発達障害らしいが
だとすれば、
それは子供に障害があるのではなく、
学校、社会、大人の考え方のほうに
障害があるのではないか?
文化が子供の成長を阻害するこの時代に
生命の感受性を正常化するキーワードとして
「センス・オブ・ワンダー」は
その重要性を今後ますます高める。
僕はそう考えている。
また、そうでなければならならない。
と、ハナシがどんどん膨らみそうなので、
今はこのへんにしておくが、
フェイさん「地層」はまさに
センス・オブ、ワンダーな歌曲として、
僕に最大の感動と共感を与えてくれたのだ。
フェイさん、ほんとにありがとう😊
ファーカンダは今回、フェイさんご指名で
タイバンとなったのだか、むしろ僕は
「前座」にさせて〜とお願いした次第。
だって、今回のこのライブは
「地層」のレコ発記念ツアーであり、
そのために結成のスペシャルバンドなのだ。
僕らがやれるいちばんのことは、
「地層の座布団」を温めることに
他ならないのだから…
全力で温めてさせていただきます!
我々の新旧のレパートリーから、
「地層」に重なり連なるものを選んだ。
もちろんファーカンダらしいというか、
敢えてハズしたものも入っている。
そして強力な助っ人打楽器屋が、
タライとゴミ箱を引っさげて
加わる予定である。
すでに予約のお客さん満員に近いとか。
今日の「地層座」、
なんだかワクワクですね!
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