音がよく聴こえる日
画像の真ん中で太陽を反射させているのは、
新宿の高層ビル。
空気が乾き、
うすくたなびく巻雲が空を高く見せて…
昨日の東京は午後から晴れました。
そして空気が乾き、夕陽のキレイな夕方に。
こんな日は遠くの音が良く聴こえます。
四方八方からの響きが訪れ、
さながらサウンドスケープのど真ん中に、
自分がいる感じに。
反対に雨の日は雨音の壁が分厚くなり、
遠くの音は聴こえにくい。
たんに湿度の高い日も心なしか世界が狭い。
遠くの音が届きにくくなるからでしょう。
ブラックアフリカの国々では、
通信手段にトーキングドラムが使われていました。
乾燥した大地でその太鼓による会話は、
時に何10kmをも超えたそうです。
さまざまな音がそれぞれの距離感を以って
響き合うとき、感覚的な空間は広がります。
空間の音を楽しむには、
秋は絶好の季節。
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