ふむふむチーム電波の2ヶ月
なんと4月は一度も
ブログ更新していなかった!
それほど余裕がなかった?
いろいろやっているうちに
時間が過ぎてしまったのでしょう。
4月18日に発売されたCD
「ふむふむチーム電波」がかなり好評です。
コロナ騒動の影響で大阪〜高知ツアーが
中止となり、
ライブ会場での販売ができない分、
みなさんからたくさんのオーダーを
いただいています。
とてもとても嬉しいです。
このCD制作のきっかけはフェイさんの
ひとこと。
「夏電波があるから、春、秋、冬も作って
アルバムにしましょうよ!」
昨夏の「ふむふむ夏電波ツアー」の折に
みんなでカンタンに演奏できるものを、
という狙いで僕が「夏電波」という曲を
でっちあげたのですが、
それがフェイさんのこの一言で
ポワンって膨らんだという訳です。
ほら、フェイさんが
膨らましているでしょ!(笑)
写真©️松岡直樹
2月あたまには
小俣慎一、フェイ・ターン、鵜飼恭子が夫々
春電波、秋電波、冬電波を作曲し終えました
どれも「本気度」が高い名曲揃い。
お互いのデモを聴きながら、
自宅で自分のパートをアレンジし、録音し、
重ねていくうちに、
この作品がすごく面白くて、
充実した作品になることが見えてきたのが
2月の中頃すぎ。
僕が「これは4曲だけじゃもったいない!
あと2曲入れたいよ」といえば、
フェイさんは「紙ジャケットのちゃんとした
アルバムにしたい!」といいだし、
ハナシが大きくなってきたのが
3月のあたま頃。
ノリノリでした!
まだツアー実現の希望もつないでいたし。
このメイキング動画では、
雰囲気ちょっと味わっていただける!
動画©️KOW
というわけで3月は東京と大阪で
怒涛の自宅レコーディングが進行しました。
テルミン、ピアノ、アコーディオン、
そして歌。
みなさんの出来あがった録音を、
一度、僕のパソコンのDAWに集めて
仮ミックスを作成するのですが、
新しい録音が送られてくるたびに
前回よりもぐーんと良くなるのです。
日々、自宅デスクで
コーフンの連続でした。
僕が担当したのは、
各曲のギターとヴォーカル、
春電波の追加作曲と
トラックのリズム土台部分メイキング、
追加2曲のうち「送電線」のトラックメイクと
フェイさんの「春夏秋冬」のギターと
シンセサイザー…。
「送電線」はなにもないところから
1日で完成したのに、
「春夏秋冬」のギターは
アレンジしたものの弾けるようになるまで
1週間もかかりました。
この頃同じくフェイさんもこの曲の
テルミンに演奏に苦闘していると聞き、
ちょっと嬉しくなったりしました(笑)
さらにフェイさん命名の「旅音」、
すなわち生録の環境音・自然音たちを、
曲間に配置してみない?という提案があり、
それらのなかから、
これは!というものをセレクトすることに。
…そうこうするうちに3月。
平行して、仮ミックスが出来たものから
ハッピーターン片山トミオさんがミックス。
遊び心溢れるトミオフレーバーを加え、
うっとりするような仕上がりに。
Labo365板谷さんがマスターチェックし、
CDプレスに納入したのが3月の終わり…
毎日、なんらかの作業をしていた3月。
やっと手離れしました。
一方、フェイさんは
ジャケットデザインを同時進行。
金沢の林業写真家・松岡直樹さんから、
「送電線」と「鉄塔」をモチーフにした
写真群が大量に届き、そのなかから、
とっておきの一枚をセレクト。
さらにメンバー写真、歌詞カードには、
浅野賀世さんが切り取ってくれた、
昨夏の夏電波ツアー記録からセレクト。
ジャケットと歌詞カードの質感と世界観。
このアルバムの音のリアリティを
さらに高めてくれる出来栄えです。
CDでよかった!と実感。
コロナ自粛で4月の大阪〜高知ツアーが
延期になりましたが、
4月18日、フェイさんと僕は、
無観客ライブ同時配信を実行。
アルバムの曲もお披露目して、
たくさんのみなさんと
ネットで繋がったひとことになりました。
7月中旬に延期されているチーム電波ツアー。
もちろんコロナの行方は先が読めません。
でも、いつかは明けるのです。
そのときに!
最後にこの素晴らしすぎるPVをどうぞ!
監督・脚本・効果・編集/フェイターン
CD買いたくない人は見ない方がいいです。
欲しくなってしまうから…
写真©️松岡直樹
アルバム納品、ネコチェック🐈
写真©️フェイ・ターン
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