エフェクターマニアとは言えないけど
ギタリストやベーシストの足元に散らばる
なにやらピカピカ光る小さなハコたち。
これはエフェクターといって、
大抵は四角いちっちゃなアルミ製で、
ツマミなんかが付いていて、
電気楽器をやる人なら
大抵ひとつふたつくらいは持っているもの。
ギターやベースの素の音に
「効果」=エフェクトを付け加えるから、
エフェクターというのですが、
世の中には楽器のほうより、
エフェクターのほうが好き、
というマニアすらいるほどの存在。
その効果に応じた分類があって、
音を歪ませるものを歪み系といい、
エコーやコダマをつくる空間系、
音に揺らぎを与えるモジュレーション系など、多種多様。
僕が音楽をはじめた中高生のころと比べると、その種類の多彩なことといったら、まさに星の数のごとし。
ところで僕は別段エフェクターマニアじゃありません。「こんな効果が欲しい」とイメージが先にあって探しはじめます。
この黒いハコもそのひとつ。ひとつのギターの出音を2つにわけて出すことができるスプリッターという機能のエフェクター。
今回、これを見つけるの、なかなか苦労しました。たとえば島村楽器という有名な楽器屋さんのエフェクターにいちばん詳しいと言われる人に尋ねても、見つけだせなかった…このなんでもググれる世の中で、このエフェクターの存在に辿りつくまで、3日を費やしました。
ともあれこれでギターの音とメロトロン・エフェクターの音を、それぞれ独立させて扱うことができるようになりました。なんのことか分からないかもしれませんが、とにかく長年の問題がこれのおかげで解消したのです。
ブラボー!
こういう探しものは面白い。
さっそく明日からのツアーで活躍します。
0コメント