キアトはロックバンド

前回のブログアップから
ものすごく間があいてしまった。
書くべきこと、書きたいことは
山ほどあったのに、
それができなかった。
とにかく忙しかったし、
やることに追いまくられていた。
そして時間があれば少しでも音楽に
注ぎ込んだ。
もう少しうまく計画を立てたいもの!

キアトのことを
少し書くことにしよう。 
今日は独演会なのだから。

1.ロックバンドとして

僕にとってロックバンドとはElectricバンド。そしてドラムがいなければロックじゃない。もちろんベースもギターもキーボードも。そして理想的には4人まで。時として5人まではいいけど、それ以上は何か違う。
ラウドじゃないとロックじゃないとか、歪んでないとロックじゃない等、その辺は割とどうでもよくて、1番大切な事はなにかの模倣ではないこと。誰かのようになりたいではなく、自分のやりたいものと他のメンバーのやりたいことがぶつかり合ってはじめてロックバンドになる。誰かに自分のサウンドを合わせる事は、やってはいけないことだ。独創性のないロックなんて誰が聴く?
ロックバンドとしてキアトがスタートしたのは確か2017年。キーボードの岩崎さんから、ベースの天崎さんから一緒に何かやらないか、と声をかけられたのがきっかけ。長い間アコースティックな音楽ばかりやっていた僕が、ロックのスタンスで音楽をやるのは20代前半以来だった。
2.歌心のキマイラ

歌心だ、中心軸にあるのは。プレイヤー全員が歌心を持って演奏すること。ボーカルだけが歌うわけではない。ドラムにはドラムの歌がある。キアトには、伴奏に徹するプレイヤーは1人もいない。全員がフロントプレイヤーとして演奏する。歌心は自分自身にあり、それが他の誰かを歌心を引き立てる事はあっても、自分の歌心が中心軸になくちゃね。そういう意味ではジャズに近づいていくと言えるかもしれない。そういう意味ではジャズロックと言うことになる。でも、特にジャズロックを目指してるわけではない。プログを目指してもいない。僕がいちばん多くの曲を提供しているが、岩崎さんの曲、高橋さんの曲があり、全員で作曲したキマイラという曲もある。キマイラは、いくつもの動物が1つになった化け物のことだが、僕らが目指しているのは歌心のキマイラなのだ。
3.生きる力のエネルギー

歌詞のこと。歌いたいことを歌うのは大切なことだけど、音楽として歌として人に届けるのだから、ちゃんと意味が伝わる言葉で書こうと心がけている。でも僕の書く歌詞がわかりやすいとは言えないかもしれない。それは説明文ではなく世界観だから。1番大切にしているのは、そこに真実があること。無意味さの追求に、僕は興味は無い。限りある時間の中で言葉を綴り、それを歌として誰かに聞いてもらうのだから、やはりそこに込められた意味がなければ、それこそ無意味だ。人に無駄な時間を過ごさせたい、と言う考えは僕にはない。キアトの音楽を聴いて良かった、と思っていただければ、何かが伝わったと思えるし、それがエネルギーとして、その人の生きる力になれば、こんなに嬉しいことは無い。
…つらつらと書いてみた。
キアトが「こんなロックバンドだよ」と言う思いがちょっとでも伝わったならばとても嬉しい。
単独ライブは一昨年のアピア40以来だから結構久しぶりである。その時からメンバーの一員になってくれた江戸城さんとご一緒するのは今日で4回目。すっかり馴染んでくださって、一体感のあるステージができる!そしてゲストに一曲、アコーディオン小俣さんが参加する。
今日は皆さん、心より楽しんでいただければと思います。

14時には雨は上がる!

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