実体はどこにある?

コロナ騒動になってからの2年間は
ほんとにいろんなことを考えさせられた。
上から降ってくる情報、
国やメディアが発表するものを、
そのまま信じる事は僕にはありえない。

なぜ自分がそうなったのか?
1つは歴史物をよく読んできたためだろう。
そこに書かれているものは
誰かがまとめたものであり、
当然のことながらバイアスがかかっている。そのバイアスが著しく主観的であれば、
それを真実として信じることはできない。
では実体はなんなのか?
どうすればそこに
たどり着くことができるのか?
にわかに雲行きが怪しくなってくる。
もうすぐ夕立がやってくる。
人間は長いこと自分の周囲に起こる
自然現象を感知して、
自分の感覚と経験を頼りに、
これから起こることを察知した。

ところが文明と言うものは、
人間の「意識」が作り出したものであり、
恣意的な情報が最優先される世界でもある。その中に居れば
人間が意図的に繰り出す情報が、
行動の羅針盤となり。
それに頼らざるをえなくなる。
世の中にマニュアル本が溢れている。
それは意図的に我々が作った世界を
生きていくための方法が
書かれているようだが、
我々が自然の中で何かを判断するときは、
無用の長物以外の何ものでもない。

あくまで人間が作った文明世界の中でのみ
通用する。
畑で作物を育てる。
その方法を育てるのもマニュアルだろう、
とお考えだろうか。
やってみればわかるが
その通りにはならない。
土にも様々なものがあり、
自然の条件はいつも異なる。
その中で我々にできることは、
経験値を積んでいくことしかない。
そして自分の感覚を育んでいくこと。

何が正しく、何が間違っているか。
その時その時に正しい判断を
してきたからこそ、人類はここまで来れた。
川床に現れる土砂の模様を見てみると
とても複雑なことに気がつく。
その模様は川の流れの反映である。
川の水は上から下に一様に
流れているわけではなく
川の中で複雑な動きをしている。
土砂の紋様はその反映だ。

人類は土木工事の名のもとに
そこに手を加える。
ある洪水はそれで防げても
別の条件での洪水は防げない。
そのために堤防をもっと高くする。
しかし自然の状況はそれを上回る。

人間の意識の世界は、
いかに人間にとって強固でも、
自然の前にはもろい。
武漢から流出したウィルスと言う情報が
かなり初期からあった。
それが仮に真実だとして、
ウィルスとして短期間のうちに
変異していくのは紛れもなく自然現象。
オミクロンに至る過程で弱毒化し、
普通の夏風邪レベルに落ち着いた。

夏とともにこの流行もおさまり、
ウィルス自体が次の変異をする。
その頃にオミクロンのワクチンを
接種することに全く意味がないのは、
自然と言う見地から当たり前のことである。
人間の身体は意識が作っているのではない。
にもかかわらずこの国は
まだそれをやろうとしている。
社会的な自分の信用を確保するために、
そうすることが不可欠と考えるのは
人それぞれだから、
僕の関知するところではない。

しかしそれ以外には全く意味がない、
と言う事だけは
正しく認識しておくべきであろう。

そして、ワクチンが人間の身体にとって
どのような影響をもたらすものかを、
正も負も両方合わせて認識しておくべきだ。
人間の身体は医療が作っているのか?
意識が作っているのか?
そうではない。
人間が自然なのである。
疲れて眠くなるのも
それが人間の自然だからだ。
どんなに元気な人でも
眠気に襲われない人はいない。
AIに眠気はない。
僕らはこの2年半、
実体のないものに振り回されてきた。
実体のないものとは
ウィルスのことではなく、
人間が恣意的に流行させた情報のこと。

そして諸外国のほとんどが
政策転換をしたことをかえりみず、
この国は実体のないものに
未だにしがみついている。
とても意識的に。
なぜそうなのかを考えてみよう。
もちろん理由がある。

とんでもない時代になったものだ。

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