語りたい気分。
最近、パイプの味を知りました。
息抜きになります。
とある達人から伝授されたのですが、
化学物質が入ってないその煙がくれる
ただ空を見つめるひととき…
今宵は、僕の話を聞いてやってください。
2022年前半の僕は『鎌田東二・絶体絶命』に
全力を注いできました。
これと同時進行で昨年に録音を完了した
「夜のファーカンダ」のミックスも
コツコツやってきました。
そこで感想…
ふたつのアルバムを同時に作るのって、
けっこうツライですね！
でもその甲斐あっていいこともありました。
最終的に良い仕上がりにするために
様々なプラグインツールを試し、
選び、使い込んでみたのですが、
その効果がだんだんとわかってくるに従い、
最終的に作品たちにうまく反映することが
できるようになったのです。
あるプラグインソフトを使って、
『絶体絶命』の高密度なサウンドには、
ロックのエナジーとスケール感を際立たせ、
それとは正反対のアコースティックな
『夜のファーカンダ』には、
微妙なニュアンスの音粒たちを引き出し、
クリアな空気感を付与できたのです。
一挙両得って言うやつですね！
両方同時進行している最中は、
しばしば僕の頭のカオスは、
このままではロクな結末にならない、とか
解決方法がわからん、などと
問題山積状態を抱え込んでいましたが、
そのプラグインソフトを導入後は、
全てがスッキリしっくりとなり、
音はとても透明感に溢れ、
参加ミュージシャンたちが作り込んだ音が、
どれも生き生きと聞こえるようになり…
あーほんとに良かったと、ほっと一安堵。
8月20日に発売する『夜のファーカンダ』は、
こうして自分が関わった作品の中では、
ベストワンと言える完成度に。
ミックスエンジニアの自己採点としては、
90点以上を差し上げます。
今まで自分が作った作品は、
いつも何かが不満で…
・演奏が素晴らしくて、自分の歌がドヘタ
・演奏は素晴らしくて、仕上がりがイマイチ
・録音は素晴らしくて、演奏があとちょっと
そんなアラ探しをしてしまう自分の性癖は、
今回はまだ発揮されていません。
明日は8月20日レコ発ライブの
最終リハーサルです。
朝早いので、そろそろ寝ます。
聞いてくれて、ありがとう！
台風一過、良い夢を…
0コメント