オーケストラ音源が来た

今回、鎌田東二さんの
音源を制作するにあたり、
本日、オーケストラ音源を導入した。
まさに機は熟したと言う感じで、
なぜならほとんどの曲を
僕がアレンジするから。

なおこの写真は鎌田東二さんではない。
偉大なる音楽家ヴァンゲリス、その人。

あれだけ壮大なるオーケストレーションを
生み出せる音楽家のヴァンゲリスはかつて
「僕は譜面を読めない」と語った。
それを聞いて譜面を読めなかった僕が
慰められる気持ちになったわけではないが、
譜面にのみ音楽の本質が
あるのではないことはわかった。

勉強嫌いの僕は
いまだに譜面は得意じゃない。
音楽の形を譜面にできる人、
譜面から音楽を読み取れる人を
うらやむ気持ちがたっぷりとある。
でもこれからの時間をその勉強に割くより
もっと有効なことに使いたい。
そこで今回のアレンジと言うわけだ。
やってみたいのだから仕方がない。
今回は自分の楽曲ではないから、
なおのことアレンジに専念できる。
これが絶好のチャンスと言わずして
なんというのだろう。

ここ数日いろいろ聞いてみて
英国のSpitfireAudioという音源ブランドの
BBC SYMPHONY ORCHESTRA COREが
1番良さそうに思えた。
ストリングスの各セクションから、
金管木管打楽器まで
オーケストラの音が1通り入っている。
アーキテュレーションも今の僕には充分。
使い古しのMacシステム環境を整理して、
空きスペースを作り
何とかインストールした。

やはり出てくる音の質感は
今まで使っていた標準装備のものとは
まるで違う。

なんだか、すごくいい‼️
それは何か低い雲がウルウルと流れる
英国の湿った曇り空の香りに似ている。

今、旬のハリウッド映画向けの
オーケストラサウンドのド派手さより、
くぐもった質感が好ましい。

僕はこっちの方がずっと好きだ。
これなら鎌田東二さんの世界に
ぴったりフィットできると直感する。

どこまで使いこなせるか?
けっこうな挑戦になりそう。

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