録音体制を整えて
自宅で音楽制作をするときに
気をつかうべきことは2つ。
ひとつは雑音
もうひとつは電源
うちの前はバス通りなので
雑音は非常に多め。
ただしバス路線はひとつでしかも片道。
だから一台過ぎたら、
次の一台がくるまではまあまあ静か。
しかも10分間隔。
マイクのナマ録りは
この10分で決めればいい。
ま、無理ですが(笑)
そこでこんなツールが登場する。
このブラックのビラビラは半円形で、
中心にあるマイクをガードする。
おかげで背面からの音が入りにくくなる。
憎っくきバスめ!と毒ずく回数は
大幅に減る。
しかし、開放面の方角、
つまり歌う僕の後方にいる息子が、
踊ったり、鼻をすすったりすると、
すべて録音される。
仕方がない。
よい電源は、安定した電気は、
録音にはこの上なく重要である。
とくにマイクプリアンプにおいては、
圧倒的な音質差になって現れる。
しかしマンションなど集合住宅は
けっして良好な電源環境ではなく、
そこで「安定化電源」などという機器を
かませて改善を図るのだ。
もちろんウチにはそんなものはない。
救世主が現れる。
ジャズピアニストの細川さんである。
「この電源ケーブルを使ってみたら。
音が変わるから」
そこで僕のメインマイクRode NTKの
パワーサプライにこれを接続。
期待大である。
TOAのスイッチ機能つき電源?に
iMacをつないでいる。
気休めくらいかもしれないが。
さて、今のところできることは
このくらいだな。
セットアップ完了!
やっと生録に進める。
さっそく生ギター録りをやってみる。
うーむ、カンタンじゃない。
いろんな角度からアプローチ…
やっとこさ、いいテイク、と思ったら、
鼻をかむ音が…
生録りのハードルは高い。
宅録とはこんな調子である。
それに比べて、
ライン録音はこうしたお邪魔虫が入らない。
さらに打ち込み作業などは、
雑音や、電源の心配がないので、
ホントに集中できてよい!
なぜに世の中がこっちの方角へいくのか、
よくわかる。
引っ越したらもっとデカいキーボードが
欲しい…田舎暮らしの利点は
スペースが増えること。
まあ、今はこれで頑張ります。
さあ、ファーカンダ!
今日から10月。
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